キスインザダーク（1988年生、母トミコール）
Kiss in the Dark
1988.05.18
キスインザダーク（1988年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジユニアス（当時12歳）と交配したトミコールが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡 廣光。戦績は、中央平地26戦4勝2着2回、地方17戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の八ヶ岳特別(900万下 ハンデ)。
経歴
デビュー前
佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1991年）
2月3日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトウシンキングに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。
2月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
3月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
3月30日、中1週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の山桜賞（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレオダーバンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
4月27日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。
5月18日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。
6月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。
11月2日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
11月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ゲットベターに半馬身交わされて2着となった。
11月30日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
4歳（1992年）
1月5日、中4週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。
1月25日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。
2月22日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和宏騎手（9戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。
3月22日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和宏騎手（10戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のテンホーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。
4月12日、中2週で迎えた15戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて、最後は2着のセザンダイオーをクビ差振り切って3勝目を手にした。
5月9日、中3週で迎えた16戦目は、薫風ステークス（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
5月31日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のむらさき賞（東京芝1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯名信広騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。
6月27日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の阿武隈ステークス（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。
12月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（12戦2勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。
5歳（1993年）
1月9日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（13戦2勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。
2月6日、中3週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（14戦2勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。
2月21日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下のテレビ埼玉杯（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名信広騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。
3月7日、中1週で迎えた23戦目は、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’93セレブレイションカップ（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。
4月4日、中3週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（15戦2勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
4月25日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（16戦2勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
5月15日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（17戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグットマキシマムをクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。
6歳（1994年）
9月15日、約16か月半の休養明けで迎えた27戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7歳（1995年）
7月13日、約10か月の休養明けで迎えた28戦目は、ペルセウス特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。
8月9日、中3週で迎えた29戦目は、天の川特別（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、プルート特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた31戦目は、十勝特別（帯広ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた32戦目は、柏林台特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月4日、中1週で迎えた33戦目は、屈斜路湖特別（帯広ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島雅人騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた34戦目は、更別特別（帯広ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川島雅人騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月1日、中1週で迎えた35戦目は、雌阿寒岳特別（帯広ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で川島雅人騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月13日、中1週で迎えた36戦目は、国後特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島雅人騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月23日、中0週で迎えた37戦目は、十勝岳特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で川島雅人騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
8歳（1996年）
4月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた38戦目は、美唄特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で川島雅人騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月7日、中1週で迎えた39戦目は、暑寒別岳特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で川島雅人騎手（12戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月15日、連闘で迎えた40戦目は、宝水特別（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で川島雅人騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、夕張特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で川島雅人騎手（14戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月5日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた42戦目は、千歳特別（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で川島雅人騎手（15戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、新冠森林公園特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で川島雅人騎手（16戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。