セザンダイオー（1987年生、母ミレーヌクイーン）

セザンダイオー（1987年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンシヤインシテイ（当時10歳）と交配したミレーヌクイーンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方18戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

鈴木總介厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1990年）

2月22日、デビュー戦は矢内博騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレインボーケンカツに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月22日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢内博騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢内博騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月3日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で矢内博騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラナイスをクビ差制して2勝目を収める

10月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の黄菊特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で矢内博騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で矢内博騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンタクトラブから1馬身半差の2着となった。

12月4日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の白菊特別 3組（川崎ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で矢内博騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスユニオンからハナ差の2着に甘んじた。

12月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のシクラメン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で矢内博騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1991年）

1月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で矢内博騎手（12戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバオトヒメに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月25日、中1週で迎えた14戦目は、福寿草特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で矢内博騎手（13戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアバンスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月21日、中3週で迎えた15戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、フラワーライン特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた16戦目は、一般B3四（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は矢内博騎手（14戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノフリーオンから4馬身差の2着に敗北した。

10月8日、約7か月半の休養明けで迎えた17戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、ベストレイン特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月12日、中4週で迎えた18戦目は、秋冷特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は矢内博騎手（15戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツポートをハナ差制して勝利を手中に収めた。

5歳（1992年）

1月5日、中7週で迎えた19戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のセノエアトラスを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

2月2日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月22日、中3週で迎えた22戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

4月12日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したキスインザダークにクビ差届かず2着に甘んじた。

6歳（1993年）

2月6日、約10か月の休養明けで迎えた24戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月2日、中8週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の清里特別（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の鎌倉特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

6月27日、中5週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。