ユーセイクインビー(2019年生、母トップレイスター)

Yusei Queen Be

2019.05.09

ユーセイクインビー(2019年5月9日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー(当時14歳)と交配したトップレイスターが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は浜口牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浜口牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、岐阜県馬主会浅井隆夫によって220万円で落札された。

藤田正治厩舎(笠松)へ入厩。

2歳(2021年)

9月10日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、2歳笠松ダート800m 晴/稍重)に出走。馬体重は428kg。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ドミニクに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳笠松ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手(1戦0勝)。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のシンマイコに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手(2戦1勝)。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のラブミーチャン記念笠松ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのジュニアクラウン笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は丸野勝虎騎手(3戦1勝)。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのチャレンジ(2)笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手(4戦1勝)。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3歳(2022年)

5月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた7戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳笠松ダート1400m 雨/良)に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったサノケンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手(1戦0勝)。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したサンジョノコを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

6月29日、中3週で迎えた9戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のナイスウォーキング賞笠松ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は丸野勝虎騎手(5戦1勝)。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の浜木綿賞笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手(6戦1勝)。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のなかし笠松けいば来場記念笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は塚本征吾騎手(2戦0勝)。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に敗れた。