アルパラナ（1986年生、母ダイナギャラント）

Ar Parana

1986.05.26

アルパラナ（1986年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時15歳）と交配したダイナギャラントが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

9月30日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、クリアコールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアミューズロゼに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1990年）

5月4日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のローベルエディーを3/4馬身振り切って休み明け初戦をモノにした。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横田吉光騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のジャックボーイをアタマ差振り切って3勝目をゲットした。

6月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、フリーウェイステークス（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で横田吉光騎手（4戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5歳（1991年）

5月4日、約11か月の休み明けで迎えた8戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。