クリーンドンダケ（2005年生、母ファインマイピー）

クリーンドンダケ（2005年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋どれだけ」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時10歳）と交配したファインマイピーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は辻和明。戦績は、中央平地5戦0勝、地方39戦2勝2着9回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2九十11。

経歴

デビュー前

2歳のとき、(有)大作ステーブルから「群馬境TCサラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月20日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったネフェルタリを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に敗れた。

6月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた5戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

8月31日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月22日、中6週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クリノラブタイプに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アラタカに交わされて1馬身差の2着となった。

4歳（2009年）

1月4日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

1月30日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、オースミユニバースに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月30日、中7週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファンタジーフォーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたハローオンザヒル決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月19日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2 12（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、オウシュウサンデーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2九十11（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のシベチャリレンジャをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月9日、連闘で迎えた19戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた23戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

12月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

5歳（2010年）

1月3日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

1月12日、連闘で迎えた26戦目は、茄子賞（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

1月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

2月25日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リュウオウにクビ差交わされて2着となった。

4月2日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3四五ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた35戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた36戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のジマンノムスメに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

7月29日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

8月5日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、コーエイオウカにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月23日、中2週で迎えた39戦目は、猪村結婚記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた41戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

12月17日、中6週で迎えた44戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。