ネフェルタリ（2005年生、母ロンドンフラワー）

ネフェルタリ（2005年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時13歳）と交配したロンドンフラワーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方20戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のツインファイター特別。

経歴

デビュー前

渡辺薫厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2007年）

12月6日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は532kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったファニーズに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2008年）

1月7日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のオウシュウライオンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月14日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のクリーンドンダケを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月3日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦のなのはな賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったハタノギャランに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月22日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1五アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

4歳（2009年）

4月1日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

5月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定戦のカルガモ賞（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月27日、中2週で迎えた9戦目は、行田・浮き城のまち賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

6月30日、中2週で迎えた11戦目は、ベゴニア特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で林幻騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

8月11日、中5週で迎えた12戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のゲットザチャンスをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

8月31日、中2週で迎えた13戦目は、秋茜特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は林幻騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた14戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、シルバースパー賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた15戦目は、爽秋特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は林幻騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、十倉特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（9戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた17戦目は、長狭特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（10戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた18戦目は、月魚特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（11戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた19戦目は、プリムラ特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（12戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5歳（2010年）

1月14日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2八九（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（13戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。