オウシュウライオン（2005年生、母マーチンミサ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、市正牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2007年）

10月25日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、トライアウトに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2008年）

1月7日、中4週で迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったネフェルタリに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月5日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

5月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るピックアップアームを豪脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスハルター特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月13日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田龍哉騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のロッキーセブンに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田龍哉騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、セイトカイチョウに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、小春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

11月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1五アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4歳（2009年）

9月1日、約9か月半の休養明けで迎えた16戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（8戦2勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、勝田特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（9戦2勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のデンコウドウテツをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

9月23日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るカネゼンケーティを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。

10月28日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（11戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したサウンドグロリーに半馬身届かず2着に敗北した。

12月9日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（13戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（2010年）

1月12日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2一（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリュウノフウジンに3馬身の差をつけて5勝目をマークした。

1月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（14戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマジョノコに2馬身の差をつけて6勝目を収める

2月18日、中2週で迎えた24戦目は、花巡り特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（15戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた25戦目は、草萌特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（16戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた26戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、芦ノ湖特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた27戦目は、あうる賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、天の川特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（17戦5勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデルタダートを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って7勝目をマークした。

7月26日、中2週で迎えた29戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（18戦6勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

8月23日、中3週で迎えた30戦目は、星月夜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（19戦6勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた31戦目は、豊年特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（20戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

10月25日、中6週で迎えた32戦目は、日高特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（21戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた33戦目は、一茶特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（22戦6勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

11月18日、中1週で迎えた34戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田龍哉騎手（23戦6勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

6歳（2011年）

9月23日、約10か月半の休養明けで迎えた35戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、地方競馬チャンネル開設10周年記念（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた36戦目は、流鏑馬特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（24戦6勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月29日、中7週で迎えた37戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカッププロメテウス賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7歳（2012年）

1月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、一般C2一二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は濱田達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

2月25日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた39戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、セントポーリア賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた40戦目は、菜の花賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

4月22日、中4週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた41戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、由布岳特別（佐賀ダート2000m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。