ダービーハイパント（1996年生、母ダービーコイヒメ）

ダービーハイパント（1996年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラグビーボール（当時13歳）と交配したダービーコイヒメが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は（有）ダービースタッド。戦績は、中央平地5戦0勝、地方32戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の一般D2。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

7月11日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

3歳（1999年）

6月22日、約10か月の休養明けで迎えた6戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、一般D2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた9戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹内仁志騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた10戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹内仁志騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹内仁志騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹内仁志騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウシュウダイナに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月5日、中2週で迎えた13戦目は、ブリーダーズ・スタリオンステーション特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹内仁志騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた14戦目は、日高スタリオンステーション特別（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で竹内仁志騎手（8戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月14日、中5週で迎えた15戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、JA幕別特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2001年）

4月17日、約16か月半の休み明けで迎えた16戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた17戦目は、一般C4イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピークリエイタに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、佐々木竹見騎手引退記念第1戦（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマロンデジマからクビ差の2着となった。

6月24日、連闘で迎えた22戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた23戦目は、一般C4（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた24戦目は、一般C5ロ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた25戦目は、一般C5（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた27戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた28戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネヤマデラに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

10月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C5（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（11戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネロータリーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月30日、連闘で迎えた31戦目は、一般C4ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（12戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーツヨシから半馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた34戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた35戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた36戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月2日、中5週で迎えた37戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。