ハギノラベンダー（1995年生、母キーハート）

経歴

デビュー前

2歳（1997年）

7月5日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったストームティグレスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた5戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1000m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったビルドアップリバーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のニホンピロテイトに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下のかえで賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（6戦1勝）。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（7戦1勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3歳（1998年）

1月10日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた14戦目は、4歳500万下の梅花賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた16戦目は、4歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆仁騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた17戦目は、4歳500万下のひなぎく賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆仁騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月2日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢隆仁騎手（8戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

5月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、牝馬限定4歳500万下のあんず賞（中京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で菊沢隆仁騎手（9戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

6月14日、中2週で迎えた20戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（中京芝2000m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた21戦目は、4歳500万下のすいれん賞（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（10戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

8月23日、中6週で迎えた22戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のメテオシャワーをクビ差振り切って制した。

9月19日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の大倉山特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月29日、中4週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林徹弥騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下の鳴海特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（11戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下の江坂特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（5戦1勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

4歳（1999年）

1月17日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の稲荷特別（京都芝2000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（6戦1勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（7戦1勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず14着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の野麦峠特別（中京芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（12戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上900万下の千里山特別（阪神芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（13戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた33戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の中京日経賞（中京芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

5月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の鴨川特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた35戦目は、5歳以上900万下のインディア・トロフィー（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（14戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

6月19日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた36戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の遊楽部特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月3日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上500万下の陸奥湾特別（函館芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた39戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（11戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林徹弥騎手（12戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

9月11日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上500万下の夕張特別（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林徹弥騎手（13戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエリモセントラルをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

10月16日、中4週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（15戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。