アイアンカフェ（2001年生、母レイホーシービー）
Iron Cafe
2001.05.20
アイアンカフェ（2001年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鉄＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時6歳）と交配したレイホーシービーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は様似渡辺牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般D2-3。
経歴
デビュー前
1歳のとき、渡辺牧場から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、西川清によって1,585.5万円で落札された。
小島太厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2003年）
10月12日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。
3歳（2004年）
1月5日、中7週で迎えた4戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。
3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に敗れた。
5月27日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月20日、中5週で迎えた8戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月27日、連闘で迎えた9戦目は、一般D4-4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストフードに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
8月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般D4-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。
8月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般D4-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモバーリンに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
9月9日、中1週で迎えた12戦目は、北海道商工会青年部賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月7日、中1週で迎えた14戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
4歳（2005年）
4月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月3日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエヌワイルーラーから3/4馬身差の2着に敗北した。
6月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月21日、中1週で迎えた20戦目は、石狩特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、アルファ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般D3-3（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般D3-4（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレバクシンオーからアタマ差の2着となった。
9月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般D3-3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のパークストリートをクビ差制して先頭ゴールを果たした。
9月22日、中2週で迎えた25戦目は、さそり座特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月25日、中2週で迎えた27戦目は、門別町建設協会特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（10戦3勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた28戦目は、駒丘特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（11戦3勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳（2006年）
4月20日、約5か月半の休養明けで迎えた29戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（門別ダート1700m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月27日、連闘で迎えた30戦目は、花水車賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般D2-3（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（12戦3勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネマジョリカをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。
5月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（13戦4勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。
6月1日、連闘で迎えた33戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（14戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトウショウヘリオス決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。
6月7日、連闘で迎えた34戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた35戦目は、静内建設協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。
7月6日、中1週で迎えた36戦目は、前川清「窓」特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。