クリアスカイ（2012年生、母ヴェルヴェットクイーン）

クリアスカイ（2012年4月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「澄み渡った空」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープスカイ（当時7歳）と交配したヴェルヴェットクイーンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地3戦0勝、地方38戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2015年の一般C1ロ C2イ。

経歴

デビュー前

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月27日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

10月4日、中9週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて17着に終わった。

12月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3歳（2015年）

3月1日、中8週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた4戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヨネマリチャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた5戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフナバシボンバー特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた6戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のタケルクラウンに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月29日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、カミノコトブキにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の高知馬ごころ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村卓弥騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月4日、連闘で迎えた10戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のローズウィップをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。

5月30日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた13戦目は、フェニックス木村特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のキュウコウノウに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

6月21日、中1週で迎えた14戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、プリンセスプランに半馬身交わされて2着となった。

7月11日、連闘で迎えた16戦目は、工藤仁&陽子記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のメイショウマリモに3馬身の差をつけて5勝目をマークした。

7月26日、中1週で迎えた17戦目は、土佐和紙特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

8月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2ロ C3ニ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた19戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、播磨屋橋特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた20戦目は、土佐金魚特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったビューティガッキに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月30日、連闘で迎えた21戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C3ホ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったケイアイアラシに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はニシケンカチドキと並んで1着同着となった。

9月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた24戦目は、賢太郎・真美結婚特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた25戦目は、新婚記念ふたり旅特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、トーセンサイレンスにハナ差交わされて2着に惜敗した。

11月15日、中1週で迎えた27戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、七五三特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1ロ C2イ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のクイズリングテラスに2馬身の差をつけて7勝目を収める

11月28日、連闘で迎えた29戦目は、大山ルビー特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1-3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1ロ C2イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた32戦目は、香川県オリーブ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

4歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた33戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた36戦目は、大師の爪書き石特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったサカジロハンサムに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月16日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（14戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた39戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（15戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた40戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（16戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた41戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は中西達也騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。