キョウエイハッピー（1998年生、母キョウエイコロナ）

キョウエイハッピー（1998年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時12歳）と交配したキョウエイコロナが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地23戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月6日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1200m 雪/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のスリームーヴィに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚にキレが無く17着に終わった。

11月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、6着を確保した。

12月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（2002年）

1月19日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた11戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の岡崎特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、5着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の御在所特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

7月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（5戦1勝）。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入った。

9月15日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（6戦1勝）。15頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、3着に入った。

9月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋山真一郎騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた18戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

11月10日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（8戦1勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、4着に入った。

12月7日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（9戦1勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、6着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（10戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（2003年）

1月19日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（11戦1勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

3月8日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の岡崎特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。