ベットモアマネー（1994年生、母Ah Love）
Bet More Money
1994.03.28
ベットモアマネー（1994年3月28日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のIrish Tower（当時17歳）と交配したAh Loveが5歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦2勝2着2回、地方33戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の三条特別(500万下)。
経歴
デビュー前
宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1996年）
11月10日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったグリーンプランにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。
11月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたトキオタヒーチ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
12月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキングスルッカーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（1997年）
1月5日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
5歳（1999年）
2月13日、約25か月半の休み明けで迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
4月18日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。
5月15日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、5歳以上500万下の三条特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のテーオーライセンスを3/4馬身振り切って久々に勝ち星を挙げた。
7月4日、中6週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の渡島特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。
6歳（2000年）
2月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた10戦目は、’00フレンドリースパー特別（2）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
7月15日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダーライデンからハナ差の2着に甘んじた。
7月31日、中1週で迎えた12戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
8月27日、中3週で迎えた13戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。
12月2日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月29日、中3週で迎えた15戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は西康志騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7歳（2001年）
4月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月10日、中3週で迎えた19戦目は、姫神賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は西康志騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月6日、中3週で迎えた22戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。
9月1日、中3週で迎えた23戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月16日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。
8歳（2002年）
1月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた25戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のジーナをハナ差制して久しぶりに白星を挙げた。
2月2日、中2週で迎えた27戦目は、こぶし特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月24日、中2週で迎えた28戦目は、地方重賞のこうずけ特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月21日、中3週で迎えた29戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、マーチ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月14日、中2週で迎えた30戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月1日、中6週で迎えた31戦目は、やまもも特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月16日、中1週で迎えた32戦目は、水無月特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月21日、中4週で迎えた33戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月17日、中3週で迎えた34戦目は、一般B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9歳（2003年）
1月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた35戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月2日、中2週で迎えた36戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般B C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。
3月10日、中2週で迎えた38戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山弘之騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
3月30日、中2週で迎えた39戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山弘之騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月27日、中3週で迎えた40戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸山弘之騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月4日、連闘で迎えた41戦目は、大澤寛之騎手を鞍上に迎えて、一般B C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月31日、中3週で迎えた42戦目は、一般B C12（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。