シゲルホンブチョウ（2008年生、母ノーザンセレナード）

シゲルホンブチョウ（2008年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋本部長」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時18歳）と交配したノーザンセレナードが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川隆則。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害1戦0勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の一般C13。

経歴

デビュー前

当歳のとき、前川隆則から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、前川隆則から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって483万円で落札された。

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月7日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月28日、中4週で迎えた6戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず17着に終わった。

3歳（2011年）

1月29日、中5週で迎えた8戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

3月6日、中4週で迎えた9戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた10戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

8月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた14戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C18（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワブリットに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブライダルチェリーに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。