ホーリーセイ（2000年生、母ハンドレッドベター）

ホーリーセイ（2000年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「神の発言」。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時14歳）と交配したハンドレッドベターが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は櫛桁牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方32戦3勝2着8回。主な勝ち鞍は2002年のアタックチャレンジII。

経歴

デビュー前

2歳のとき、高松牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

7月24日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴッドミュータントから1馬身差の2着となった。

9月3日、中5週で迎えた2戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイヨーオペラから3馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマオトコからクビ差の2着に惜敗した。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

11月20日、中2週で迎えた7戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスズランナイスに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2003年）

1月1日、中5週で迎えた8戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

1月13日、中1週で迎えた9戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月22日、中5週で迎えた10戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず16着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた11戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月7日、中0週で迎えた12戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のブルーシャンハイを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

5月24日、中3週で迎えた14戦目は、3歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた16戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、リュウノーザンに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月19日、中8週で迎えた18戦目は、片桐昭貢騎手を鞍上に迎えて、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた21戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は片桐昭貢騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般B18 C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C7-9（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着を確保した。

1月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、キャノンデールに交わされて2馬身差の2着となった。

1月22日、連闘で迎えた26戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（13戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イズミシキブに交わされて3馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大塚研司騎手（16戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、フジケンランナーに交わされて1馬身差の2着となった。

4月9日、中2週で迎えた31戦目は、一般B18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大塚研司騎手（17戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、フジセレージャに交わされて1馬身差の2着となった。

4月30日、中2週で迎えた32戦目は、一般B17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大塚研司騎手（18戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルバーフブキに1馬身半の差をつけて優勝

5月18日、中2週で迎えた33戦目は、一般B8（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で大塚研司騎手（19戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた34戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で大塚研司騎手（20戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。