タッチザピーク（2003年生、母タッチフォーゴールド）

タッチザピーク（2003年2月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「頂点に触れる」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したタッチフォーゴールドが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地18戦3勝。2006年の紅梅ステークス(オープン牝)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月26日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルーミングスノーを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2006年）

1月15日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサウスティーダを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3月4日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G3のチューリップ賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（2戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

4月9日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（3戦2勝）。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

8月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3のクイーンステークス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

10月15日、中8週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1の秋華賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1600万下の桂川ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（4戦2勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4歳（2007年）

6月16日、約7か月半の休養明けで迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のTVh杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の潮騒特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテイエムオペレッタを3/4馬身振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

8月11日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上1600万下の札幌日刊スポーツ杯（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、4着に入り込んだ。

12月9日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の六甲アイランドステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず17着に敗れた。

5歳（2008年）

1月6日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上1600万下の新春ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1600万下の伏見ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1600万下の山城ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

6月8日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の飛騨ステークス（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上1600万下の白川郷ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴原央明騎手（5戦2勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

10月5日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の道頓堀ステークス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上1600万下の長岡京ステークス（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は柴原央明騎手（6戦2勝）。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。