ハガネ(2020年生、母ダイワスピリット)
Hagane
2020.02.27
ハガネ(2020年2月27日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鋼」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ(当時13歳)と交配したダイワスピリットが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、下河辺牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、佐藤守宏によって3,300万円で落札された。
斎藤誠厩舎(美浦)へ入厩。
2歳(2022年)
10月2日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬(中山芝1800m 晴/良)に出走。馬体重は450kg。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利(新潟ダート1800m 曇/良)に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
12月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利(中山芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手(1戦0勝)。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。
3歳(2023年)
2月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利(小倉芝1800m 晴/重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手(2戦0勝)。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
2月19日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利(小倉芝1800m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で斎藤新騎手(3戦0勝)。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、4着に入った。
4月8日、中6週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(中山芝2000m 曇/稍重)に出走。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオクタヴィアヌスをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。
6月10日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス(函館芝2000m 晴/稍重)に出走。鞍上は斎藤新騎手(4戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
7月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス(函館芝2000m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手(5戦0勝)。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。
8月12日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス(札幌芝2600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手(6戦0勝)。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。
10月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス(新潟ダート1800m 小雨/稍重)に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス(福島ダート2400m 曇/良)に出走。鞍上は斎藤新騎手(7戦0勝)。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。
4歳(2024年)
1月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス(小倉ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手(8戦0勝)。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。
2月10日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス(小倉芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手(9戦0勝)。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。
3月19日、中4週で迎えた14戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯4(金沢ダート1400m 曇/良)に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。
4月3日、中1週で迎えた15戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯8(金沢ダート1400m 雨/重)に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。
4月16日、中1週で迎えた16戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、川崎祐次誕生日記念(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエスカミーリョに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
5月14日、中3週で迎えた17戦目は、能登半島地震復興支援杯(22)(金沢ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手(1戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。
5月28日、中1週で迎えた18戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般B1二(金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。
6月9日、中1週で迎えた19戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える賞(金沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は吉原寛人騎手(2戦1勝)。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。
6月23日、中1週で迎えた20戦目は、トレーナー様とるるの単発回避祈願杯(金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は米倉知騎手(1戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
7月7日、中1週で迎えた21戦目は、能登半島地震復興支援杯(38)(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手(2戦0勝)。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。
8月6日、中3週で迎えた22戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興応援杯(49)(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったベルウッドミカサに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
8月18日、中1週で迎えた23戦目は、相賀勝さん還暦記念(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手(1戦0勝)。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ピエナパプリカに交わされて1馬身差の2着に敗れた。
9月1日、中1週で迎えた24戦目は、西日本3歳優駿特番スペシャル生配信記念(金沢ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手(2戦0勝)。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。
9月15日、中1週で迎えた25戦目は、能登半島地震復興応援杯(61)(金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手(3戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェネロジテを上がり2位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。
10月13日、中3週で迎えた26戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、能登波の花賞(金沢ダート1700m 晴/良)に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた27戦目は、道井悠マンション丸アンバサダー就任記念(金沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(1戦0勝)。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。
11月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、11/25 純烈 武道館単独公演開催記念(金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(2戦0勝)。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。