コスモディマシュク（2006年生、母Road To Damascus）

コスモディマシュク（2006年10月9日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ダマスカス（アラビア語）」。毛色は栗毛。種牡馬のHussonet（当時15歳）と交配したRoad To Damascusが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方36戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2010年の一般C14。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

3月22日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

6月26日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチーズを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた5戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般E7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月18日、連闘で迎えた6戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサクラバロンドールを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

7月25日、連闘で迎えた7戦目は、一般E9（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般E6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた10戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた11戦目は、祝繁美&祥子特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋利幸騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋利幸騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた13戦目は、孝大・千夏子拾年特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋利幸騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた14戦目は、一般Eト（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋利幸騎手（7戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた15戦目は、一般E12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋利幸騎手（8戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般E9（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋利幸騎手（9戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた17戦目は、一般Eヘ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋利幸騎手（10戦0勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた18戦目は、暢&奈央おめでた特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋利幸騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた19戦目は、一般Eヘ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋利幸騎手（12戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた20戦目は、if特別（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で高橋利幸騎手（13戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた21戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般Eヘ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、シンセイサクラに交わされて3馬身差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた22戦目は、池本徳子騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエーゴールドからクビ差の2着となった。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた23戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池本徳子騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた24戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池本徳子騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラアストリアから2馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C14（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池本徳子騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた26戦目は、一般C13（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で池本徳子騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C14（福山ダート1130m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で池本徳子騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月22日、連闘で迎えた28戦目は、一般C13（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で池本徳子騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノアッシャからハナ差の2着となった。

3月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般C14（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で池本徳子騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般C13（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で池本徳子騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた31戦目は、一般C14（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で池本徳子騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた32戦目は、一般C14（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で池本徳子騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアーアスロンに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般C11（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で池本徳子騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた34戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携いろは丸シリーズ六戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた35戦目は、福山・高知競馬連携騎手交流第二戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（14戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた36戦目は、福山・高知連携明光丸シリーズ六戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は池本徳子騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた37戦目は、一般C10（福山ダート1130m 雨/稍重）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた38戦目は、一般C11（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた39戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は池本徳子騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。