トヤマビジン（2000年生、母ロバリースター）

経歴

デビュー前

1歳のとき、新生ファームから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、木村龍彦によって210万円で落札された。

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

5月22日、デビュー戦は森川一二三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月29日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

7月24日、中7週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた3戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフクロウをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月16日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラピーナマリクにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミラクルウェーブに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエレガントタイムに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（4戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた10戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた11戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた12戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテルノジークスを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の日本海ダービー（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。