オリエンタルスワン（2002年生、母テンザンスワロー）

オリエンタルスワン（2002年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「東洋の白鳥」。毛色は芦毛。種牡馬のデヒア（当時11歳）と交配したテンザンスワローが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木直孝。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木直孝から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

8月15日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

9月19日、中4週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた4戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したパルシェルに3/4馬身届かず2着となった。

11月27日、連闘で迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に敗れた。

3歳（2005年）

1月13日、中3週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、テンセイフジに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月19日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は高野和馬騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

5月24日、中9週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクレマチス賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

8月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

4歳（2006年）

4月17日、約8か月の休み明けで迎えた13戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた14戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、はなちゃん誕生日特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、駿吾7歳誕生日特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた16戦目は、淳君独身卒業記念特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

6月3日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。