スワーヴエドワード（2015年生、母スルージエアー）

スワーヴエドワード（2015年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋イギリス王室の伝統的な名の一つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時8歳）と交配したスルージエアーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2019年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、NICKSによって5,616万円で落札された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

6月25日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のライトカラカゼに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月7日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳G3のサウジアラビアロイヤルカップ（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず17着に敗れた。

11月18日、中5週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3歳（2018年）

1月28日、中9週で迎えた4戦目は、3歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

3月24日、中7週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

9月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

10月21日、中4週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

12月8日、中6週で迎えた8戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず17着に終わった。

4歳（2019年）

1月27日、中6週で迎えた9戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーアツキヒカリから7馬身差の2着となった。

4月7日、中9週で迎えた10戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月7日、中8週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のコウユーホクトに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

8月10日、中4週で迎えた13戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

2020年2月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。