コウユーホクト（2015年生、母コウユーキズナ）

コウユーホクト（2015年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+北斗」。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時8歳）と交配したコウユーキズナが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はエムエム、ヤマダファーム。2020年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月13日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月8日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月19日、中5週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

12月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のコスモビスティーを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2018年）

1月20日、中2週で迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のなずな賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月10日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月12日、中8週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた11戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアルゴロオジエを3/4馬身振り切って2勝目をつかんだ。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

12月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の舞浜特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

4歳（2019年）

1月5日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

3月17日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月12日、中7週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月7日、中7週で迎えた18戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスワーヴエドワードから1馬身1/4差の2着となった。

7月28日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノサンスーシから5馬身差の2着となった。

5歳（2020年）

3月1日、約6か月半の休養明けで迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムアイグランツから1馬身1/4差の2着となった。

3月28日、中3週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大江原圭騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大江原圭騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノライジンから3馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大江原圭騎手（6戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大江原圭騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のポルトラーノに2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

9月5日、中2週で迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大江原圭騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のプレシャスタイムに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月19日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で大江原圭騎手（9戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6歳（2021年）

4月17日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた29戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（中京障害芝3900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は大江原圭騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（11戦2勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。