プレシャスタイム（2013年生、母シルキードルチェ）
Precious Time
2013.03.28
プレシャスタイム（2013年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大切な時間」。毛色は鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時13歳）と交配したシルキードルチェが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。2018年の中山新春ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で2着に入った他、2020年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2016年）
2月20日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 雨/重）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
3月12日、中2週で迎えた2戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。
4月9日、中3週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。
5月1日、中2週で迎えた4戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。
5月22日、中2週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず13着に終わった。
6月25日、中4週で迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 曇/重）に出走。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。
8月28日、中8週で迎えた7戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったトライブキングに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
9月3日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。
4歳（2017年）
4月8日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
4月22日、中1週で迎えた10戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月14日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。
6月4日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクランモンタナから半馬身差の2着に敗北した。
7月1日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/重）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月23日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエルゼロをクビ差制して待望の初白星を挙げた。
8月19日、中3週で迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月9日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（2018年）
1月8日、中3週で迎えた17戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 小雨）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノトライブから半馬身差の2着となった。
2月12日、中4週で迎えた18戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月17日、中4週で迎えた19戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐久間寛志騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。
3月31日、中1週で迎えた20戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐久間寛志騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月14日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。
12月1日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月22日、中2週で迎えた23戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 小雨/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
7歳（2020年）
6月14日、約18か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月11日、中3週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 小雨/不良）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月22日、中5週で迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月5日、中1週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウユーホクトから3馬身半差の2着となった。
10月10日、中4週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（12戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。
10月31日、中2週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（13戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月12日、中5週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（14戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
8歳（2021年）
2月6日、中7週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐久間寛志騎手（15戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。
3月13日、中4週で迎えた32戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/稍重）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 小雨/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月3日、中3週で迎えた34戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月31日、中3週で迎えた35戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月21日、中2週で迎えた36戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（8戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月18日、中3週で迎えた37戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（中京障害芝3300m 曇/不良）に出走。鞍上は高田潤騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。