スプリングカム（2021年生、母アサクサロータス）

Spring Come

2021.04.09

スプリングカム（2021年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「春が来る」。毛色は鹿毛。種牡馬のワンアンドオンリー（当時10歳）と交配したアサクサロータスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田原橋本牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C21。

経歴

デビュー前

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

4月6日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

6月2日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は垂れてしまい18着に終わった。

6月28日、中3週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた3戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着を確保した。

7月12日、中1週で迎えた4戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー6（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた7戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた9戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジュンフィレンツェに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月21日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

10月31日、中0週で迎えた11戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4歳（2025年）

2月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた12戦目は、一般C17（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた13戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロジスクリーンに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。