クラウンブラヴォー（2020年生、母クラウンミストラル）

クラウンブラヴォー（2020年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+見事な(伊)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のノボジャック（当時23歳）と交配したクラウンミストラルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月9日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャーンゴッセをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月23日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持久力で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のキボウノホシをクビ差振り切って久しぶりの実戦をモノにした。

4歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で木幡巧也騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

3月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡巧也騎手（7戦2勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

6月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの立川特別（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で木幡巧也騎手（8戦2勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木幡巧也騎手（9戦2勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月19日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木幡巧也騎手（10戦2勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で木幡巧也騎手（11戦2勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

12月17日、中6週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた14戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、フリージアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5歳（2025年）

1月21日、中4週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた15戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、睦月スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

2月10日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた16戦目は、浜風スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のジャックメモリアムに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。