ファインギフト（2020年生、母オトヒメⅡ）

ファインギフト（2020年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ステキな贈りもの(母からの)。父名、母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファインニードル（当時7歳）と交配したオトヒメⅡが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は恵比寿牧場。主な勝ち鞍は2024年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月19日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

3歳（2023年）

7月13日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、ゴルドにハナ差交わされて2着に惜敗した。

4歳（2024年）

1月16日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイシンフォーランに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、ランタナ賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

6月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から29kg増やして迎えた10戦目は、藤田凌駕騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月3日、中2週で迎えた11戦目は、若杉朝飛騎手を鞍上に迎えて、江差かもめ島まつり賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、奈井江町ずどーん賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で若杉朝飛騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で若杉朝飛騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で若杉朝飛騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ビーラジ賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は若杉朝飛騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

10月8日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、十勝軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

10月22日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた18戦目は、一般C32 C41（門別ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は若杉朝飛騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般C22 C41（門別ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で若杉朝飛騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

12月15日、中6週で迎えた20戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、一般C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のナッシングオンユーをアタマ差振り切って2勝目を収める

5歳（2025年）

1月11日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた23戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイルリシュリューに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

3月30日、中2週で迎えた25戦目は、下見所黒板復活賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小松丈二騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた26戦目は、UMATENAフォトコンテスト賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小松丈二騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

5月4日、中1週で迎えた27戦目は、みどりの日賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小松丈二騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた28戦目は、UMATENA桜衣かれん生誕賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で小松丈二騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のアマルフィーをクビ差振り切って4勝目を手中に収めた。

5月25日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1-7（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小松丈二騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた30戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で小松丈二騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1-7（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で小松丈二騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で小松丈二騎手（12戦3勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた33戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で小松丈二騎手（13戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた34戦目は、ナスタチウム賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小松丈二騎手（14戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた35戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で小松丈二騎手（15戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

9月28日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1-7（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で小松丈二騎手（16戦3勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、カンタベリーハヤテに交わされて1馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた37戦目は、UMATENA賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で小松丈二騎手（17戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1-6（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で小松丈二騎手（18戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた39戦目は、宮内こずえさん来場記念（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で小松丈二騎手（19戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた40戦目は、赤い羽根共同募金地域の幸せ杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で小松丈二騎手（20戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。