ジャスティンミラノ（2021年生、母マーゴットディド）

ジャスティンミラノ（2021年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+イタリアの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したマーゴットディドが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2024年の皐月賞(G1)に勝利した他、2024年の共同通信杯(G3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月18日、デビュー戦は2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヘデントールに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2024年）

2月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の共同通信杯（東京芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジャンタルマンタルに1馬身半の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

4月14日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコスモキュランダをクビ差振り切ってクラシックの栄冠を獲得した。