カシノオパール（2010年生、母サントシャペル）

カシノオパール（2010年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名」。毛色は芦毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時18歳）と交配したサントシャペルが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川隆則。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方9戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川隆則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

8月4日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は418kg。17頭立ての17番人気で大外17番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず17着に終わった。

10月7日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた4戦目は、高嶋活士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

3歳（2013年）

1月13日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

3月17日、中8週で迎えた7戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた8戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた9戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は原田和真騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた11戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したマイネグラディウスに3/4馬身届かず2着となった。

6月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた13戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた14戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

8月4日、中1週で迎えた15戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた16戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート2400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた17戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アイオライト特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた18戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、オパール特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた19戦目は、ターコイズ特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた20戦目は、ディセンバー特選（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4歳（2014年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、ジャニュアリー特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた22戦目は、雪割草賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた24戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、ブラッドストーン特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた25戦目は、マーチ特選（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。