グラスエンデバー（2001年生、母ファーストゴシップ）

グラスエンデバー（2001年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スペースシャトル名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したファーストゴシップが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、半沢によって1,575万円で落札された。

佐藤浩一厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（2004年）

11月27日、デビュー戦は板垣吉則騎手を鞍上に据えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は505kg。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた2戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセノバロンから1馬身差の2着となった。

4歳（2005年）

1月24日、中3週で迎えた4戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノネイビーから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で迎えた5戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウシンカホウに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月3日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

5月7日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた8戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

7月18日、中7週で馬体重を前走から32kg減らして迎えた9戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラプラタに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

8月7日、中1週で迎えた11戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2006年）

3月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マグマフレアに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月15日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミヤコノガッツに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月7日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワッスルホークに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月3日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オニヘイに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月24日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のノコレノコレリックをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。

7月17日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。