ジョーファイナル（2001年生、母ジョーセイバー）

ジョーファイナル（2001年3月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋最後の勝負」。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時15歳）と交配したジョーセイバーが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C9-2。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

2月22日、デビュー戦は小坂忠士騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた2戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月8日、約9か月の休養明けで迎えた3戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイチライシャープを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、中2週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイショウハルカを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

4歳（2005年）

1月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のルビーボーマンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月18日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上C6-2（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた8戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月19日、中6週で迎えた9戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったニホンピロムーヴにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエイユーピュア決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月25日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイラブカラーに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月15日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C3-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月8日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月21日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニューシティを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2006年）

1月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、4歳以上C6一（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で三野孝徳騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

6月1日、中8週で迎えた20戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三野孝徳騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。