メイトウマサムネ（2005年生、母ナイスロッチ）

メイトウマサムネ（2005年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「名刀正宗」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時12歳）と交配したナイスロッチが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原達也。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C20。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原達也から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、塩澤正樹によって798万円で落札された。

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

4月20日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、5着に入り込んだ。

5月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（2009年）

3月3日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

6月16日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、一般C20（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のスリーワンダーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月12日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、勝之・京子結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた9戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

12月7日、中9週で迎えた10戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5歳（2010年）

1月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく3着に敗れた。

3月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、花より団子より岩手競馬。賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、横手のうめもの選りすぐりレース（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のキタノハルミチャンに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手にした。

5月24日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1四（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

6月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、遠野めがね橋レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

6月19日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、シープラザ釜石レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた19戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、花巻大迫あんどんまつりレース（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

7月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、MSS応援団結成記念矢部美穂レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月28日、中5週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、本州最東端トドヶ埼灯台レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた22戦目は、江釣子カムイヘチリコホレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。