バージニアリール（2003年生、母イスズアルディ）

バージニアリール（2003年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「米国のフォークダンスの一種」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時10歳）と交配したイスズアルディが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は高木英治。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2005年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

平松徳彦厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2005年）

8月31日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャガーサンデーを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

11月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

3歳（2006年）

7月19日、約8か月の休養明けで迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、蘇水峡特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

8月26日、中4週で迎えた4戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

12月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ラピスラズリスター賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4歳（2007年）

2月1日、中6週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた7戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上B1（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

3月24日、中4週で迎えた9戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた10戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、広島県馬主会会長賞（福山ダート1800m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月6日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、アイリス特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた12戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、カーネーション特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた13戦目は、スポーツニッポン賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月16日、中6週で迎えた14戦目は、カンナ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた15戦目は、まんじゅしゃげ特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた16戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。