シャコーラヴ（2000年生、母セイカテンチュウ）

シャコーラヴ（2000年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋愛」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時14歳）と交配したセイカテンチュウが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は坂部牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の桔梗特別( 牝)。

経歴

デビュー前

金田一昌厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2002年）

7月14日、デビュー戦は水野貴史騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクリッペルをハナ差制して初白星を挙げた。

8月10日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

10月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のプラタナス賞（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

3歳（2003年）

8月5日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキタサンホリディを半馬身振り切って久しぶりの実戦を制した。

9月12日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦の桔梗特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアルファバービーに2馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

4歳（2004年）

6月15日、約9か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったブラウンミッシェルにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

9月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた9戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のスプリングフライトに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

11月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったルースリンドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2005年）

2月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦3勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。