ヤマイチサプライズ（2008年生、母マルゼンミケーラ）

ヤマイチサプライズ（2008年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋驚き」。毛色は鹿毛。種牡馬のムーンバラッド（当時9歳）と交配したマルゼンミケーラが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は安達洋生。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

2月19日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

4月16日、中5週で迎えた3戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた5戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスナオニアイシテに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月11日、中6週で迎えた6戦目は、一般C18（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノベティから1馬身半差の2着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた7戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月26日、連闘で迎えた8戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

9月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアークエンジェルスから半馬身差の2着に敗北した。

9月16日、連闘で迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、若葉ちゃんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノミステンマに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月29日、中1週で迎えた11戦目は、初来場荒尾けいば小澤杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた12戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアークエンジェルスに3/4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、直哉&駿哉・親子荒尾旅記念（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（7戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた15戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムライチョウに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月18日、連闘で迎えた16戦目は、さざんか特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアミフジエンブレムから1馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた17戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、第3戦アテナ賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた18戦目は、荒尾ふれあい朝市会賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2012年）

2月12日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。