テイエムライチョウ（2008年生、母プリンセスバトル）

テイエムライチョウ（2008年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋鳥名」。毛色は鹿毛。種牡馬のテイエムサンデー（当時12歳）と交配したプリンセスバトルが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦4勝2着7回。2011年の荒尾クイーン特別(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

7月31日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3歳（2011年）

1月29日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田中健騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

3月17日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のリバースターリングに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月26日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンマドンナに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムリニアから4馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバースターリングから8馬身差の2着に敗北した。

5月1日、連闘で迎えた10戦目は、3歳KJ3の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（4戦2勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の肥後はなしょうぶ賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月20日、連闘で迎えた12戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキエンゼルからクビ差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の虫歯予防デー特選（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラジルジャクーからハナ差の2着となった。

6月10日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦のあじさい賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムヒットンダに半馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月24日、中1週で迎えた15戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のパール特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（7戦3勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバースターリングから5馬身差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の梅雨あけ特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月5日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（9戦3勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月24日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、一般C7（荒尾ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョールーチェから2馬身半差の2着となった。

9月2日、連闘で迎えた21戦目は、3歳KJ3の荒炎賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（11戦3勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、荒尾競馬の決め手杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月29日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（12戦3勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（13戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた25戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（14戦3勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（15戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた27戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマイチサプライズから1馬身半差の2着となった。

11月18日、連闘で迎えた28戦目は、さざんか特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（16戦3勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた29戦目は、今月の荒尾競馬は特別で賞（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（17戦3勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた30戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、荒尾・福山フレンドリー騎手交流（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のコウセイランランに3/4馬身の差をつけて優勝