リバースターリング（2008年生、母ユニゾン）

リバースターリング（2008年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のスターリングローズ（当時11歳）と交配したユニゾンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地23戦1勝、地方19戦10勝2着2回。2011年の荒尾ダービー(KJ3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月24日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月14日、連闘で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3歳（2011年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

3月17日、中5週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムライチョウから5馬身差の2着に敗れた。

3月27日、中0週で迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムヒットンダに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリースカイに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムライチョウに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳KJ3の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の肥後はなしょうぶ賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイファインバンドに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月19日、連闘で迎えた11戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラジルジャクーに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳KJ1のDW2011九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のパール特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワジョリーに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月1日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムライチョウに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の梅雨あけ特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムリニアに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月7日、中2週で迎えた16戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月19日、中2週で迎えた18戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月9日、中2週で迎えた19戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

10月30日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4歳（2012年）

2月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、N.ピンナ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた25戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の花見山特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月20日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた26戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、夢前川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエーシンテュポーンを半馬身振り切って9勝目をつかんだ。

10月29日、中3週で迎えた30戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エバーオンワードにクビ差交わされて2着となった。

12月2日、中4週で迎えた31戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

5歳（2013年）

1月20日、中6週で迎えた32戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の伊良湖特別（中京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月3日、中3週で迎えた34戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラッシュアゲンをクビ差だけ差し切って10勝目を達成した。

3月23日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の高瀬川ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた37戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ラズベリー特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサイドシルを鮮やかな末脚で半馬身差し切って優勝

6歳（2014年）

7月26日、約13か月半の休養明けで迎えた38戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の大村湾賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた39戦目は、地方重賞の池田湖賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞の志布志湾賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

9月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、日向灘特別（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた42戦目は、地方重賞の五ケ瀬川賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。