ダイワジョリー（2008年生、母ダイワフェニックス）

ダイワジョリー（2008年5月25日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋愉快な、上機嫌の」。毛色は青毛。種牡馬のグラスワンダー（当時13歳）と交配したダイワフェニックスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の第3戦アテナ賞(一般C3-4)。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

2月12日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

4月3日、中6週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた3戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルアイヴァーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルアイヴァーに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

6月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアラベスクザウィンに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のパール特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバースターリングから8馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のあずささんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月9日、中7週で迎えた8戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた9戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドシップに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（7戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のデンコウレーナに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月7日、連闘で迎えた11戦目は、野原八幡宮大祭特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆二騎手（8戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田隆二騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーマイマミーからクビ差の2着に甘んじた。

11月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C8（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田隆二騎手（10戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアミフジエンブレムに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月11日、連闘で迎えた14戦目は、名馬を訪ねて九州遠征UI賞（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉田隆二騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオーマイマミーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月25日、中1週で迎えた15戦目は、一明・和歌子40ラブ賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田隆二騎手（12戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトクウィーンから半馬身差の2着に敗北した。

12月1日、連闘で迎えた16戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、第3戦アテナ賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオーマイマミーをハナ差制して人気に違わぬ実力を証明した。

12月16日、中1週で迎えた17戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、CLUBLIMONARE杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月15日、中3週で迎えた18戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、千両賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。