ハミルトンダンサー（2003年生、母ロイヤルミレニアム）

ハミルトンダンサー（2003年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサフロンウォルデン（当時7歳）と交配したロイヤルミレニアムが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）冨岡牧場。戦績は、地方41戦6勝2着12回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

中山義宣厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2005年）

11月25日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（18）（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は437kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグランドシャワーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2006年）

1月8日、中1週で迎えた4戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の篠崎英利誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた7戦目は、冨島政俊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のまっちゃんカップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシノブテイオー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

3月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で冨島政俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月23日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の本年度もヨロシク笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で冨島政俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で冨島政俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた11戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒナユウコーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メジャークリークにクビ差交わされて2着となった。

7月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の祝!松田竜夫さん退職記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた15戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンフタイテンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のちいちゃん還暦一向聴記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

11月7日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスティールレディにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた21戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユメノハーモニーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

4歳（2007年）

1月1日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホープフルリコーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

1月9日、連闘で迎えた24戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオディッシーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

2月26日、中4週で迎えた26戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したデルマガイアを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月1日、中2週で迎えた28戦目は、川松アナ特報サイト就任記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のユーカリフラワーをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

4月25日、中2週で迎えた29戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた30戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったケイコラララにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月29日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定の一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったサイキョウキロクに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、中2週で迎えた32戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシャルウィダンサーを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って4勝目をつかんだ。

7月5日、中2週で迎えた33戦目は、焼岳特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた34戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のサイキョウキロクを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月15日、中3週で迎えた35戦目は、一般C11 14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったディヴィーナに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C8 11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（15戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のシンセイヘイロをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

9月13日、中1週で迎えた37戦目は、すすき特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた39戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた40戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた41戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（16戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ユーカリフラワーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。