ディーエスボランチ（2004年生、母サンシャインバレイ）

ディーエスボランチ（2004年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サッカーのポジションの一つ。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時19歳）と交配したサンシャインバレイが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は春木ファーム。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は2007年の新緑賞(500万下)。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月27日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスターマップを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

11月4日、中4週で迎えた3戦目は、2歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

3歳（2007年）

2月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳500万下のセントポーリア賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた5戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた6戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の新緑賞（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアサティスボーイをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

8月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の支笏湖特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。