オオエミラクル（2000年生、母タイヨウコナモーレ）

オオエミラクル（2000年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスタージヨージ（当時18歳）と交配したタイヨウコナモーレが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は海馬澤誠治。戦績は、地方41戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系3歳以上C8-3。

経歴

デビュー前

橋本忠男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

9月3日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は437kg。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F2（園田ダート820m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F2（園田ダート820m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

3歳（2003年）

2月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた4戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた6戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 雨/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた8戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 雨/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月3日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

6月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C8-3（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマノノビダンシに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月24日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた16戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた17戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C6-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上C5-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上C6-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた21戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた22戦目は、佐賀野昭人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミズホアカネに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐賀野昭人騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイザーボーイに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた24戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐賀野昭人騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた25戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、波の花賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月1日、中2週で迎えた26戦目は、土田龍也騎手を鞍上に迎えて、門松特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、バラノハナタバに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

1月13日、中1週で迎えた27戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた28戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A5（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したイナリピカイチを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月10日、連闘で迎えた29戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月20日、中0週で迎えた30戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A5-6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったオグリヒーローに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月25日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系一般A8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のジーエストルネードに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月20日、中2週で迎えた32戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で末田秀行騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた36戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木太一騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木太一騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木太一騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。