シャングリラ（2009年生、母レイクサイドカップ）
Shangri La
2009.03.11
シャングリラ（2009年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「理想郷。輝く栗毛色の馬体からの連想」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時11歳）と交配したレイクサイドカップが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回、地方26戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2六。
経歴
デビュー前
当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、田原邦男によって1,575万円で落札された。
小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2012年）
2月4日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。
2月18日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったフジキラメキにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。
3月17日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。
4月7日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。
5月12日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったピオニエトウショウにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
7月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。
9月2日、中4週で迎えた7戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。
12月3日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のハマシギ賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。
4歳（2013年）
1月8日、中4週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。
2月4日、中3週で迎えた10戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。
2月26日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。
4月30日、中8週で迎えた12戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
5月27日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、行田「忍城」賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。
6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。
7月2日、中2週で迎えた15戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、祝!富士山世界文化遺産登録記念特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた16戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、雲取山特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。
8月8日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のサードニクス特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。
9月2日、中3週で迎えた18戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、銀河特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。
9月12日、中0週で迎えた19戦目は、長月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。
10月24日、中5週で迎えた20戦目は、牝馬限定のハンデ戦のパンジー賞（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
11月18日、中3週で迎えた21戦目は、プラタナス特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
12月24日、中4週で迎えた22戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のサイレントナイト特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。
5歳（2014年）
1月17日、中2週で迎えた23戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。
2月20日、中4週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったモエレサムライに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
3月26日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山崎真騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
4月10日、中1週で迎えた26戦目は、粧子還暦おめでとう記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、抜け出したバースデーカラーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
4月29日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
5月27日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。
7月15日、中6週で迎えた29戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。
7月25日、中0週で迎えた30戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。
8月4日、中0週で迎えた31戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコレデショウブを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。
9月10日、中4週で迎えた32戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したブロンドムスタングにクビ差届かず2着に惜敗した。
10月15日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岡田大騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。