ハヤカツエース（1989年生、母モガミリツク）

ハヤカツエース（1989年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のノーベルダンサー（当時12歳）と交配したモガミリツクが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）千歳国際牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方43戦14勝2着9回。主な勝ち鞍は1993年のクイーンカップ(A)。

経歴

デビュー前

佐藤二郎厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1991年）

4月11日、デビュー戦は佐々木一夫騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は425kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシケンショウリから5馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（帯広ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木一夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤイナリに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（帯広ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木一夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤイナリに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月4日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦の栄冠賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木一夫騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスシャクシャインからハナ差の2着に甘んじた。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木一夫騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤイナリに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木一夫騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のショウワフォルテに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月26日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のクリスタル特別（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木一夫騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノセイコーから1馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のオアシス特別（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木一夫騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤイナリに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月16日、連闘で迎えた9戦目は、2歳戦のひまわり賞（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で佐々木一夫騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミスシャクシャインに2馬身の差をつけて制した。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のジュニアカップ（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で佐々木一夫騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスガノスキーからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（1992年）

1月6日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた12戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/不良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

3月22日、中6週で迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月12日、中6週で迎えた14戦目は、4歳（帯広ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は佐々木一夫騎手（10戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノガリバーから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月21日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の北斗盃（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木一夫騎手（11戦6勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のペガサス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で佐々木一夫騎手（12戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサスケから3馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた17戦目は、天人峡特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木一夫騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた18戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、北の峰特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた19戦目は、十勝岳特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木一夫騎手（14戦6勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた20戦目は、雄冬特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は山田和久騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーノバに2馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

8月13日、中1週で迎えた21戦目は、北鎮岳特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は佐々木一夫騎手（15戦6勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったビューテーフジエスからハナ差の2着となった。

8月25日、中1週で迎えた22戦目は、羊ケ丘特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木一夫騎手（16戦6勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラノーザリーから半馬身差の2着となった。

9月15日、中2週で迎えた23戦目は、岩見沢えぞまつ特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木一夫騎手（17戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダンサーズクロスをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

9月23日、連闘で迎えた24戦目は、クィーンカップ（岩見沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木一夫騎手（18戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビューテーフジエスに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月15日、中2週で迎えた25戦目は、金杯（岩見沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木一夫騎手（19戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた26戦目は、ミルクランド特別（岩見沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木一夫騎手（20戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1993年）

4月22日、約6か月の休養明けで迎えた27戦目は、十勝特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木一夫騎手（21戦8勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた28戦目は、嵐山特別（帯広ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木一夫騎手（22戦8勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったルートワンから3/4馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた29戦目は、摩周湖特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木一夫騎手（23戦8勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた30戦目は、峰延特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木一夫騎手（24戦8勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般A（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木一夫騎手（25戦8勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた32戦目は、桂沢湖特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木一夫騎手（26戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラノーザリーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

7月7日、中1週で迎えた33戦目は、金杯（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木一夫騎手（27戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた34戦目は、層雲峡特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木一夫騎手（28戦9勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月31日、中5週で迎えた35戦目は、羊ケ丘特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木一夫騎手（29戦9勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた36戦目は、一般A（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐々木一夫騎手（30戦9勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーストンホープに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月23日、中1週で迎えた37戦目は、クイーンカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で佐々木一夫騎手（31戦10勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシーダメガミに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、一般A（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で佐々木一夫騎手（32戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンガイをハナ差制して勝利数を13に伸ばす

11月4日、連闘で迎えた39戦目は、ホクチク特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で佐々木一夫騎手（33戦12勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた40戦目は、幌尻岳特別（帯広ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で佐々木一夫騎手（34戦12勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビューテーフジエスに半馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

5歳（1994年）

4月26日、約5か月半の休養明けで迎えた41戦目は、美唄特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で佐々木一夫騎手（35戦13勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた42戦目は、空知特別（岩見沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で佐々木一夫騎手（36戦13勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた43戦目は、暑寒別岳特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で佐々木一夫騎手（37戦13勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた44戦目は、紅葉山特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で佐々木一夫騎手（38戦13勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた45戦目は、十勝特別（帯広ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は25戦連続で佐々木一夫騎手（39戦13勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた46戦目は、一般A（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で佐々木一夫騎手（40戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。