コウエイロード（1992年生、母コマーズ）

Koei Road

1992.03.22

コウエイロード（1992年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時12歳）と交配したコマーズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

7月17日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

7月23日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月4日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3歳（1995年）

3月11日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた10戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた11戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったベルグユーミンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月3日、中3週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のウイニングタイガーに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月18日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイタクエスパーをクビ差振り切って制した。