アンミ（2012年生、母プリティーキャット）

アンミ（2012年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアッミラーレ（当時15歳）と交配したプリティーキャットが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）まるとみ冨岡牧場。戦績は、中央平地19戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

3月14日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

5月9日、中7週で迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

6月13日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るポンテアンジェロを半馬身差し切って未勝利戦を制した。

7月25日、中2週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

10月3日、中9週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は井上敏樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

12月13日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

4歳（2016年）

2月20日、中9週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったフライングニンバスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月28日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のワンダーヴィーヴァを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4月30日、中8週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で木幡初也騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。13着に敗れた。

6月25日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で木幡初也騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた13戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月12日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長岡禎仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初也騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

5歳（2017年）

2月19日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るハトマークレディをクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

5月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の八海山特別（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（7戦2勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

8月13日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の西部日刊スポーツ杯（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。