スプリンターエース（2009年生、母ホシノティアラ）

スプリンターエース（2009年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時12歳）と交配したホシノティアラが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）須甲牧場。戦績は、地方48戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年のレ・コードなまちにいかっぷ特別(B2)。

経歴

デビュー前

田中道夫厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2011年）

8月30日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエルウェーブリーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のユキノトップアラシをクビ差振り切って勝利をモノにする

11月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、2歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

11月30日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた7戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた9戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

3歳（2012年）

1月18日、中2週で迎えた10戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

2月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた14戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（9戦2勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた18戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた19戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のセナリオパレスに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月12日、中2週で迎えた20戦目は、なつつばき賞（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシャンパレスをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

8月2日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったベストファッションに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月21日、中2週で迎えた22戦目は、大日本プロレスカップ（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（14戦4勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた23戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（15戦4勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマイアヴァロンを3/4馬身振り切って5勝目を手に入れた。

9月20日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（16戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったエアガルニエに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた25戦目は、姫路カシの木特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（17戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた26戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、“子育てするならゼッタイ三田”特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた27戦目は、香美町松葉ガニ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（18戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた28戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、兵庫オーナーズカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた29戦目は、ろうばい賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（19戦5勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4歳（2013年）

3月27日、約3か月半の休み明けで迎えた30戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた31戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた34戦目は、はなてまり賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中田貴士騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（20戦5勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（21戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のデイズオブメモリーに6馬身の差をつけて6勝目を収める

7月12日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（22戦6勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C1 C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（23戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（24戦6勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサニーベルを鮮やかな末脚で半馬身差し切って7勝目を掴み取った。

9月12日、中3週で迎えた40戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（25戦7勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったレインボーシューズに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5歳（2014年）

2月27日、約5か月半の休み明けで迎えた41戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高畑皓一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月3日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた43戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高畑皓一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高畑皓一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（26戦7勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた46戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた47戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた48戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。