イブキノハヤカゼ（1995年生、母シャダイイブニング）
Ibukino Hayakaze
1995.04.17
イブキノハヤカゼ（1995年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイブキマイカグラ（当時7歳）と交配したシャダイイブニングが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇 一幸。戦績は、中央平地20戦2勝2着2回、地方5戦2勝。2000年の耶馬渓賞スプリント(一般)に勝利した他、2000年のサラブレッドチャンピオン(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 25戦4勝 [4-2-2-17/25]
- 総賞金国内
- 3,250万円
- 生年月日
- 1995年4月17日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 栗毛
- 厩舎
- 甲田守高知
- 馬主
- 宮田靜喜
- 生産者
- 中脇 一幸
- 抹消情報
- 地方：2001年10月3日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のシャダイイブニングは中央平地1戦0勝。祖母のエツヂオブイヴニングは海外3戦0勝。父のイブキマイカグラは中央G1・1勝（京都芝[1600m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 7*7*7*7×5*7 | 7.03% |
| き | Laughing Queen＝Pompey | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Nashua | 5×3 | 15.62% |
| 牡 | Bull Lea | 6*6*6×4 | 10.93% |
| 牡 | Nasrullah | 6×4*5 | 10.93% |
| 牡 | Discovery | 7×4*6 | 8.59% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7*7×5 | 4.68% |
| 牡 | Nearco | 6*7*7×5*6 | 7.81% |
| 牡 | Mahmoud | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Pharos | 7*7×6*7 | 3.9% |
| 牡S | Hyperion | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡S | War Relic | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Blenheim | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡M | Sardanapale | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | St. James | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Spearmint | 7*7 | 1.56% |
| 牝S | Lady Angela | 5*6 | 4.68% |
| 牝S | Lavendula | 6*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ロベルト系
- ファミリーナンバー
- 9-f
レース成績
経歴
デビュー前
武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1998年）
1月5日、デビュー戦は山田泰誠騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。
1月17日、中1週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。
2月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。
2月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
3月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
3月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ ザボン賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月28日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。
5月17日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は山田泰誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミツルコウヨウに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
6月7日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下の白藤賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。
10月17日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（7戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
11月21日、中2週で迎えた12戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
11月28日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したグレースアミーガを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
12月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着を確保した。
4歳（1999年）
1月16日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（10戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタマモゴーアヘッドに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
1月31日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（11戦1勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。
2月21日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武幸四郎騎手（12戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったフミノレインボーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
3月13日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の淡路特別（阪神芝2500m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で武幸四郎騎手（13戦1勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
4月11日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の中京日経賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武幸四郎騎手（14戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、5着に終わった。
5月8日、中3週で迎えた20戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。
10月23日、約5か月半の休み明けで迎えた21戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。
5歳（2000年）
1月4日、中9週で迎えた22戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリンドゴールデンに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
2月6日、中4週で迎えた23戦目は、耶馬渓賞スプリント（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノフィールドに6馬身の差をつけて4勝目を獲得した。
3月12日、中4週で迎えた24戦目は、地方重賞のサラブレッドチャンピオン（中津ダート2300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笠田敏勝騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月10日、約9か月の休み明けで迎えた25戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。