ニーニャデガルチ（1993年生、母Diva’s Debut）

経歴

デビュー前

3歳（1996年）

1月5日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヨシハリケーンに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のタイプダンサーに3馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

4月20日、中2週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1400m 曇/重）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は勢いを失って16着に終わった。

4歳（1997年）

1月5日、約8か月半の休養明けで迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

1月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

2月2日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、5歳以上900万下の宇治川特別（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

6月15日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、クラッシーマダムにアタマ差交わされて2着となった。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、スコールイに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のハートシェイプをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

8月9日、中3週で迎えた12戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のTVh賞（札幌芝1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

8月17日、連闘で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田伸二騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のビーマイナカヤマを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

9月15日、中3週で迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた15戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた16戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の貴船ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

11月23日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上1600万下のウェルカムステークス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（5戦2勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月13日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。