ブライトンコート（2000年生、母スマイルオンミー）

ブライトンコート（2000年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「明るい庭」。毛色は鹿毛。種牡馬のピルサドスキー（当時8歳）と交配したスマイルオンミーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方34戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の3歳C1。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高橋牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、武政厚男によって735万円で落札された。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月20日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳オープンの皐月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では末脚が冴えず17着に終わった。

7月21日、中5週で迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のガッサンハーブに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月25日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカシャインをクビ差制して制した。

9月22日、中3週で迎えた9戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2004年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアクションアラートをクビ差制して3勝目を獲得した。

6月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

6月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったストーミーガールから2馬身半差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルプレミアムから3馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（12戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（13戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（15戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（16戦3勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（17戦3勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で阿部英俊騎手（18戦3勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月31日、中8週で迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（19戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2005年）

4月2日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（20戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコトブキハローにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマサユキユカリを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月28日、中1週で迎えた33戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、モンタンベールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月13日、中1週で迎えた34戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

6歳（2006年）

6月26日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた35戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（21戦3勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

7月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた36戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（22戦3勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた37戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（23戦3勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。