ディーズミッション（2006年生、母ハレルヤ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、冨岡牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、秋谷寿之によって336万円で落札された。

2歳（2008年）

12月19日、デビュー戦は佐藤博紀騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は461kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、サマースピードに交わされて2馬身半差の2着となった。

3歳（2009年）

1月28日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピスカリマリチャンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビバロングアローに3馬身の差をつけて2勝目を収める

4月30日、中4週で迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のスイートピー特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のブライトフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の夾竹桃特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のトリムをクビ差振り切って3勝目を獲得した。

8月18日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のサーフフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミヤビリキシオーに2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

10月8日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月17日、中9週で迎えた12戦目は、一般C1三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤博紀騎手（10戦4勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の負けじ心を発揮してゴールまでタレずに走り切り、3着に入った。

4歳（2010年）

1月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤博紀騎手（11戦4勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤博紀騎手（12戦4勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

6月16日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、くもじい記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤博紀騎手（13戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤博紀騎手（14戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤博紀騎手（15戦4勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。