ビートザレコード（2019年生、母ビートリックスキッド）

ビートザレコード（2019年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「記録を打ち破れ。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時10歳）と交配したビートリックスキッドが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。2024年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入った他、2025年の牛若丸ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

2月13日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

7月31日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの瓢湖特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの萬代橋特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4歳（2023年）

4月9日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラスの飯盛山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた11戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月21日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモジャリアからアタマ差の2着となった。

11月18日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったルヴェルディからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2024年）

3月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月25日、中7週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイクスプロージョンからクビ差の2着に甘んじた。

6月16日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロードスパイラルに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月17日、中8週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドバロッサから3馬身差の2着に敗北した。

11月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6歳（2025年）

1月11日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた19戦目は、牛若丸ジャンプステークス（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた20戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。